重い物を持って動く➃
羽村市の膝の痛みの整体ならサガワ整体院へ!!
サガワ整体院の佐川です。
今回は、「膝に負担をかけやすい日常動作」シリーズの第4回として、
多くの方が日常で当たり前のように行っている「重い物をもって動く」に注目します。
荷物があると膝の負荷は一気に増える
膝関節には、普段から体重の2〜4倍の負荷がかかっていると言われています。
そこにさらに荷物の重さが加わることで、膝にかかる力は倍増します。
たとえば:
- 体重60kgの人が10kgの荷物を持って歩く
→ 膝にかかる負担は約200㎏になるとも。。
特に階段の上り下り・しゃがみ込み・立ち上がり動作といった屈曲と荷重が重なる動作では、
膝のお皿や内側へのストレスがぐっと高まります。
※重い物を持つときは、足を開いて持ち上げると膝の負担が減るかも!?
文献タイトル:荷物持ち上げ動作時の足幅の違いが下肢および体幹の筋骨格系に及ぼす影響
臨床でよく見る傾向
- 荷物を片手だけで持つことで体重が片脚に偏る
- その結果、膝の軸がぶれやすくなり片側の膝ばかり痛む
- 中高年層では、内側半月板や膝内側への負荷が増大
- 股関節や体幹の筋力が弱い人ほど膝への負担が集中しやすい
文献タイトル:Weight-bearing asymmetry in relation to measures of impairment and functional mobility for people with knee osteoarthritis.
対策:小さな工夫で膝は守れる
- 荷物はなるべく両手で均等に持つ
- バッグやカゴは体の近く・腰の位置に固定
- 階段はゆっくり。手すりを使う
- しゃがまずに済むよう、作業環境を調整(高い位置に収納)
まとめ
荷物を持った動作は、膝にとって“無意識の重り”になっています。
日常の動きの中で「膝が痛む」場面を思い出してみてください。
もしそれが「何かを持っていた時」なら、負担の見直しが必要かもしれません。
膝の痛みが続いている方は、ぜひ一度ご相談を!
「どんな場面で」「どう動いているのか」まで一緒に評価していきましょう!
それでは今日はここまで!
少しでも膝の痛みでお困りの方を減らせるように。膝の痛みでお困りの方はぜひ羽村市のサガワ整体院へ。
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