しゃがむ・立ち上がる動作➀
羽村市の膝の痛みの整体ならサガワ整体院へ!!
サガワ整体院の佐川です。
今回は、「膝に負担をかけやすい日常動作」シリーズの第1回として、
多くの方が日常で当たり前のように行っている「しゃがむ・立ち上がる動作」に注目します。
深くしゃがむことで膝に何が起きる?
しゃがみ動作では膝を大きく曲げる必要があります。
このとき、特に負担が集中するのが「膝蓋大腿関節(PF関節)」という、
太ももの骨(大腿骨)と膝のお皿(膝蓋骨)の接する部分です。
深くしゃがむと、この関節の圧力が急激に高まり、
膝前面の違和感や痛みを感じる方が多くいます。
文献タイトル:Biomechanics of the knee during closed kinetic chain and open kinetic chain exercises.
臨床でよく見られる傾向
私の臨床経験でも、「床での作業が多い方」や「和式トイレ・低い椅子の使用習慣がある方」では、
膝の前面に痛みを訴えるケースが多く、
評価中にしゃがみ込みで痛みが再現されることもよくあります。
でも、絶対NGというわけではない
大事なのは、「しゃがむ=悪い動作」ではなく、
“膝の状態や使い方次第で負担になりやすい”という点です。
膝蓋下脂肪体の炎症や膝蓋大腿関節症の初期では、
深くしゃがむ動作で痛みが強く出ることがあり、動作指導が必要になります。
対策は「回数・角度・動作の工夫」
- 無理に深くしゃがみ込まない
- 低い位置の作業は、椅子や台を使って高さを調整
- 膝が痛むときは、いったん回避し、評価を受けるのがベスト
- 適切な施術と運動で解消できることも
まとめ
しゃがむ・立ち上がるという動作は、日常的で避けがたいものですが、
膝に痛みや違和感が出る場合には、動作そのものを見直すサインかもしれません。
膝の状態をきちんと確認したい方、
「しゃがむたびに痛い」と感じている方は、ぜひ当院にご相談ください!
それでは今日はここまで!
少しでも膝の痛みでお困りの方を減らせるように。膝の痛みでお困りの方はぜひ羽村市のサガワ整体院へ。
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