階段で膝が痛い人が今すぐ見直すべき3つの習慣➀
羽村市の膝の痛みの整体ならサガワ整体院へ!!
サガワ整体院の佐川です。
「平地ではなんともないのに、階段になると膝が痛い」
そんな経験はありませんか?
実は、階段の昇り降りでは、膝に平地の数倍の負荷がかかるといわれています。
それだけに、ちょっとした体の使い方や生活習慣のクセが痛みを引き起こす要因になっていることも多いのです。
今回は、階段での膝痛に悩む方が今すぐ見直すべき3つの習慣をご紹介します。
① 後ろ重心になっていませんか?
膝の痛みを訴える方の中には、階段を下るときに体重が踵に残った後ろ重心の方が多く見られます。
後ろ重心だと、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)に強い負荷がかかり、それが膝のお皿や膝蓋下脂肪体などにストレスを与えます。
✓チェックポイント
- 太ももが疲れやすい
- 下るときにつま先まで体重がかからず、後ろ重心になっている自覚がある
✓対策
- 胸を軽く張って、おへそを前に突き出すような意識で上り下り
- 膝だけでなく股関節(お尻)を使う感覚を意識する
- つま先まで体重がかかるように意識する
② 足の着き方が「ベタッ」としていませんか?
昇り降りのときに足を雑に置いていませんか?
足裏をペタッと置いたり、つま先だけで踏み込んだりすると、膝に負荷が集中しやすくなります。
✓チェックポイント
- 降りるときにガクッとする感覚がある
- 足音が大きい/バランスを崩しやすい
✓対策
- かかとから着地→足裏全体に重心を移動する意識を持つ
- 靴のクッション性も見直しましょう(すり減った靴底は要注意)
③ 靴底のすり減り方、見たことありますか?
靴の外側ばかりすり減っている。
片方だけ極端に減っている――
このような靴を履き続けると、膝の内側または外側に偏ったストレスがかかります。
✓チェックポイント
- 左右で靴底の減り方に違いがある
- 外側ばかりすり減っている
✓対策
- 靴の交換時期を見直す(※靴底の厚さが残っていても形が崩れていればNG)
- 必要に応じてインソールの調整も検討
では、どうやって階段を上り下りすればよい?
上るときの膝の痛みを減らす方法
- 身体を前に倒す
- ゆっくり上る
- 交互に足を出して階段を上る
下るときの膝の痛みを減らす方法
- ゆっくり下る
- 一段ずつ足をそろえるように階段を下る
論文タイトル:Patients With Medial Knee Osteoarthritis Reduce Medial Knee Contact Forces by Altering Trunk Kinematics, Progression Speed, and Stepping Strategy During Stair Ascent and Descent: A Pilot Study
まとめ:膝の痛みは、階段で“悪化する”ことが多い
階段での膝痛は、普段の何気ない習慣が積み重なって起こっていることがよくあります。
「まだ病院に行くほどでは…」という段階でも、痛みの前兆として体がサインを出しているのかもしれません。
まずは生活の中の使い方を見直してみてください。
それでも改善しない場合は、体の動かし方を専門的にチェックしてもらうことをおすすめします。
それでは今日はここまで!
少しでも膝の痛みでお困りの方を減らせるように。膝の痛みでお困りの方はぜひ羽村市のサガワ整体院へ。
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